2020年に交通事故死を2500人以下に!ロードマップを決定 |
[ ITS/CASE&MaaS ] 2011年8月12日 |
高度情報通信ネットワーク社会推進戦略本部は8月3日グリーンITS及び安全運転支援システムについてロードマップを決定した。
これは、「IT戦略本部」が平成22年5月11日「ITSによる人やモノの移動のグリーン化(グリーンITS)」及び「情報通信技術を活用した安全運転支援システムの導入・整備の推進」を掲げ、グリーンITS及び安全運転支援システムについてロードマップを策定作業を行ってきたもの。
具体的には、
IT戦略本部企画委員会のもとに設置した「ITSに関するタスクフォース」が、平成22年9月から平成23年3月までの間、調査・審議を行い、同タスクフォースの報告書を踏まえて、企画委員会においてロードマップの策定・取りまとめを行った。
本ロードマップは、各府省の年度別の具体的取組を示すとともに、別添1、別添2において交通渋滞や事故削減目標の実現に向けた取組の全体像や施策相互の連携の在り方を記載している。
関係府省は、本ロードマップに基づき、道路インフラや交通安全施設の整備、車両自体の安全対策、交通安全教育、交通規制等他の道路交通関連施策との緊密な連携を図りながら、協力してITSの推進に取り組む。また、企画委員会において、本ロードマップに基づいた取組の進捗についてフォローアップを行うこととになるが、2012年に想定される700GHz帯の車々間通信への提供や20013年に東京で開催されるITS世界会議が近場での一つの節になることは間違いない。