富士キメラ総研、ITS関連市場の調査結果/自律型を中心に伸びる |
[ ITS/CASE&MaaS ] 2009年6月21日 |
マーケティング&コンサルテーションの株式会社富士キメラ総研は、ITS(高度道路交通システム)の現状と将来動向を調査した。その結果を報告書「2009年版 ITS関連市場の現状と将来展望」にまとめたもの。
この報告書は、ITS関連市場を「先進安全自動車(ASV)構成コンポーネンツ」「次世代道路システム構成インフラ」「ITS応用サービス」「シームレスなITSを実現する通信技術」「エネルギーITS・エコドライブサポート」の5分野46品目を本格導入時期の予測を重視しつつ現状と将来動向を総合的に分析したもの。
ITS開発9分野のうち、ナビゲーションシステムの高度化、自動料金収受システム、安全運転の支援分野は普及段階にあり他に比べて先行している。一方次世代道路インフラは規模が小さい。
<調査結果の概要>
ITS関連車載機器・システムの国内市場
分 類  2008年 2020年(予測) 伸長率
・先進安全自動 車(ASV)構成コンポーネンツ 4,697億円 6,373億円 135.7%
・次世代道路システム構成インフラ 133億円 163億円 122.6%