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第43回東京モーターショー/スマート・モビリティ・シティ動画

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東京モーターショーのSMART MOBILITY CITY 2013

第43回東京モーターショーが開催された。

開会式で豊田自工会会長は「2009年はリーマンショック直後、2011年は東日本大震災直後の開催であった。今回はやっと『前を向いていろいろのことを取り組める』年になった」と挨拶した。
大会のテーマが「世界にまだない未来を競え」"Compete! And shape a new future."であり相当意欲的なキャッチコピーと言える。それを受けて、展示もEV、燃料電池車、さらには「くるまの楽しさ」を追求するコンセプトカーなど多彩である。来場者は、メディアの報道ぶりから見ても前回久しぶりに会場を東京に移し84万人に回復した来場者をさらに上回るものと思われる。

前回ショーでは新たな主催者企画として"SMART MOBILITY CITY 2011"を開催したが今回も"SMART MOBILITY CITY 2013" として「KURUMA NETWORKING 〜くらしに、社会につながるクルマたち〜」をテーマに開催。第2 回目の開催となる今回は、ITS を中心として「次世代自動車とそれらを取り巻く社会システム」を提示するもので,例えば、ITS Japan,東大ITS センター主催で先般のITS世界会議東京との連携開催の「2020 年、東京の都市交通を考える」シンポジュームも開催された。そこでは、オリンピック関連のインフラ整備の中で、「自動運転」の環境が整う可能性があること、逆に「道路への負荷低減のため」PM(パーソナルモビリティ)普及・活用の可能性があること等も言及された。

"SMART MOBILITY CITY 2013"の会場では、トヨタブース、ホンダブースが積極的で両社ともトップがプレス説明に登壇した。

ホンダは東芝、積水ハウスとの共同ブースで、車、家、通信・家電等のネットワーク化で新しいモビリティ社会を提案していた。3社は契約関係にはないということであったが、将来の" MOBILITY CITY"には不可欠なコア技術であることは間違いない。ちなみに積水ハウスは第42回ショーでは日産と組んで展示していた。

トヨタは人とクルマと街がつながることで実現されるスマートモビリティ社会を、「協調型ITS」「次世代都市交通システム」「エネルギーマネジメント」「次世代テレマティクス」の4つの領域で区分して展開しているが、ブースでは、「次世代テレマティクス」を除き3項目を中心に展示している。同社はグループ内に住宅、エレクトロニクスの企業を擁しているのが強みで、それぞれも分野で実証実験に取り組んでいる。


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