NEXCO中日本の「新東名夢ロード懇談会」の動向 |
[ ITS/CASE&MaaS ] 2010年6月 7日 |
昨年4月から中日本高速道路(株)が実施している「新東名夢ロード懇談会」(座長・森地茂政策研究大学院大学教授)は2日、品川プリンスホテルで第6回会合を開き、新東名リーディングプロジェクトのこれまでの動向、実証実験の中間報告が行われた。
また、7日の愛知県ITS県民フォーラムで同社建設事業本部企画統括本部源島氏から報告がされた。
それによると、同プロジェクトは、「人・車・道路が協働する『世界をリードする高速道路システム』」を目指して、安全・安心の実現、環境への配慮、多様なライフスタイルの実現、活力ある社会の実現を目標に、新東名高速のうち、12年度(平成24年度)完成予定でこれまでに工事が進んでいる静岡県御殿場JCTから引佐JCT部分で、DSRCなどの活用による情報収集・提供の実験、総合交通流監視設備による落下物の自動検知などにより、技術的フィージビリティの確認するなどの実験を実施中である。また、連結・隊列走行などが検討されている新しい貨物輸送システムについての実験も予定されている。
隊列走行については、7日の県民フォーラムでJARIの青木研究主幹から技術コンセプト、j実験概要等について詳しく報告された。