ITS世界会議;ITSリーダーによる公開討論会 |
[ ITS/CASE&MaaS ] 2013年10月23日 |
10月15日と16日の昼、3極主催による公開討論会が展示会場入口にあるアトリームで開催された。会場はいずれも満席で「立ち見」も多く、関心の高さを示した。・
、
15日は
「自動運転と協調型運転支援システム(Automated and Connected VehicleTechnologies)」 をテーマに
,NHK飯田キャスター司会で自動車メーカー(GM,Ford,Volbo,BMW,トヨタ、日産)及びミシガン大学が参加して行われた。
主な発言・論点は以下のとおり。
1.50年前から「自動運転」のコンセプトはあった。20年代に高度運転支援システムが導入されその後完全自動化に向かう。
2.実現には、リアルタイムの地図情報、車車、路車の結合、レーダー・センサーの高度化が必要。
3.今年はヘンリーフォード生誕150年。今から150年後にどうなるかを考えて行動することが必要。
4.おそらく「商用車」の実用化が早い。
5.リモートコントロールの駐車も実用化される。
6.新しい道路交通の仕組みを考えることが必要
7.交通事故削減に不可欠
8.ロボット運転免許証というのもあって良い
9.「自動運転」の定義を明確にすることが必要
10.「産官学」の連携が重要
11.V2V,、V2Iは融合する
12.事故の時、誰が責任を負うか?
13.社会的受容性?
14.ユーザーは誰?・・高齢者、運転できない人、・・一般ドライバー
15.フラットフォームを作る
16.Google等々他の業界との連携は?
17.現在の「流れ」「「勢い」を活かす
16日は 「ITSビッグデータの可能性(ITS Big Data, Business Opportunities and Public Services)」がテーマに、関口日本経済新聞編集員司会で、HERE(独),Ericsson、IBM(ニュージーランド)、日本からはホンダの今井Executive/General Manager、桑原東北大大学院教授が参加した。