ITS ジャパン年次総会 |
[ ITS/CASE&MaaS ] 2011年6月 3日 |
ITSジャパンの総会が6月1日行われた。今回は15年までの新中期計画を提示した点が特色である。その骨子は
①移動通信ネットワークの高速化と日常生活への普及、②自動車の動力源の転換とエネルギー需要構造の変化、③国際化、④多様な生活スタイルという環境変化を踏まえ、具体的には
次世代モビリティシステム、安全支援など次世代協調型運転支援システム、プローブや道路ID等の活用による災害時平常時のハイブリッド情報システム、次世代物流、地域と連携した都市創生、・モデル都市支援、国際展開戦略に取組む。
昨年の総会では①「プローブ情報の共通基盤の構築」、②「次世代都市交通の実現に向けた実証実験」、③「物流を効率化する自動隊列走行」の3点が強調されたが
今回の新中期計画のなかで新たにエネルギー供給変革に対応として「EVやPMなど次世代モビリティネットワーク」を取り上げた点が注目される。
また、総会後の懇親会には昨年同様与野党の議員が多数出席し関心の高さを示した。