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ソフトバンクが「IoT」に先行投資

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ソフトバンクグループ(同社)は7月18日、プロセッサ設計大手の英ARM Holdingsを約240億ポンド(約3.3兆円)で買収することでARMと合意したと発表し、孫正義社長がロンドンで記者会見した。記者会はWebで公開されまた東京からは、電話にてQ&Aがおこなわれた。softbank021.JPG
孫氏は「今回の投資は『今までで一番興奮した」』と語り、
その発表に同席される『記者の皆さんも幸福だと思う』」と興奮気味に話した。要点は以下のとおり。

1.ARMが設計する「ARMアーキテクチャ」は、スマートフォン向けプロセッサのメーカーの多くが採用 しており、ARMによればモバイル市場(スマートフォン、タブレット、ノートパソコン)におけるARMプロセッサのシェアは、2015年には85%に達している。
2.同社はは、過去例えば、ブロードバンド、モバイルインテターネットという常にパラダイムシフトの入口で投資を行ってきたが今回も「IoT]の入口で投資を決断した。
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3.買収はアリババ等の売却とブリッジローンで賄う。同社は、ネットデットはゼロという見方もでき「財務状況は健全」である。
4.今回の買収ですぐ同社とのシナジーがすぐ出てくることはないが、過去の投資も9割の人には理解されなかった。今回も5年~10年を見越している。
5.今回の買収は2週間前に決定した。アローラ前副社長とは具体的な話はしていない。
6.2016年9月30日までにARMの買収を完了させる.

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