ETCの現状と課題 -- 高速道路料金引下げの効果的な実施に向けて -- |
[ ITS/CASE&MaaS 特集記事 ] 2009年1月28日 |
景気対策の一環として「ETCを使えば休日は、どこまでも1000円」という内容をはじめ『高速道路料金の引下げ案』に注目が集まっている。ETCが「経済政策の重要な手段となってきた」という感が強い。
しかし、本施策はETC車両を対象としたものであり、全国におけるETC利用率が100%に達していない現状を鑑みると、施策による便益を享受できる道路利用者が限定されてしまうことは否めず、批判もある。12月12日の大臣の記者会見でも同様の質問が出されている。
つまり、本施策の効果を広く波及させるためには、ETCの普及・利用の促進が不可欠といえる。そこで、①既存資料等を用いて本施策の実施状況とETCの普及・利用の現状を整理し、高速道路料金引き下げの効果的な実施に向けて、ETCの取得・利用段階にみられる課題について、
あわせて②今年を通じて発生しているガソリン価格の乱高下がもたらす交通量への影響について整理した。
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