高速道路の償還期間再延長等検討決定 |
[ ITS/CASE&MaaS 政策動向 ] 2021年8月 7日 |
国土交通省は国土幹線道路部会((部会長 朝倉東京工業大学教授)が7月24日審議した「持続可能な高速道路システムの構築に向けた制度等のあり方」についての中間報告を8月4日公表した。
同部会では以下の4項目について答申している。(資料出所はいずれも中間報告)
■維持管理・修繕・更新への取組
喫緊の課題である「維持管理・修繕・更新」について、一定期間毎に事業計画を策定し、計画的に事業を推進する。
■将来像を描く
(自動運転やカーボンニュートラルなど)高速道路を取り巻く環境や技術革新が想定を超えて変化すると予測した上で社会・経済の変革やパラダイムシフトに対応する。
■持続的に利用する枠組み
更新費用の利用者負担を基本に、2065年に予定している無料料金徴収期間の再延長について具体的に検討する。
■実現すべき料金制度のあり方.
平日朝夕割引、深夜割引、休日割引等を見直す他 大都市圏料金について、高速道路の機能を最大限に発揮するため「料金の賢い3原則」に沿った料金設定を速やかに実現する。