CEATEC 2017「つながる社会、共創する未来」開催,15万人来場 |
[ ITS/CASE&MaaS イベント情報 ] 2017年10月 6日 |
CEATEC 2017が10月3日~6日幕張メッセで開催された。
今年の特色は、昨年からIoTに大きく舵を切り(*)、特別テーマエリアにベンチャー&ユニバーシティエリア、グローバルなStartup企業エリアを設け、産官学の連携によりエレクトロニクス産業の再浮揚を狙っている。開会前日に行われたレセプションでは、昨年同様、世耕通産相、野田総務相、榊原経団連会長等が登壇した。
(*)CEATECは、家電業界の不調の中で、2013年から2015年、自動車業界との連携を強めてきた。2013年は東京モーターショー、ITS世界会議東京、2015年は東京モーターショーとの連携を深め一部にCARTECとも評された。
今回のテーマは「つながる社会、共創する未来」
Society 5.0で実現する未来の共創を目指し、IT・エレクトロニクスに加えて、金融、旅行、玩具、住宅、工作機械、自動車、通信、印刷、繊維などの幅広い業種・産業の667社/団体(2016年実績:648社/団体)が参加した。667社のうち49%の 327社/団体が新規参加であり、テーマの変化により参加者も変化していることがうかがえる。主催者の発表によると4日間の来場者は152,066人(前年比6,886人増、同4.7%増)。
主な新規出展者は
アマダホールディングス(株)、日本端子(株)、ジェイテクト(株)、三井住友フィナンシャルグループ等である。ITS関連では、小糸製作所が初参加で、ヘッドランプの部位にLiDARとカメラを装着して自動運転時代への対応をアピールしていた。
期間中に行われたコンファレンスも充実しており、ITS関連で「IoTがもたらすモビリティーイノベーション」が天野ITSジャパン専務理事の基調講演と司会でのシンポジュウムが開催された。