「未来創生ファンド」が配車アプリ「全国タクシー」運営の 「JapanTaxi」へ2度目の投資決定 |
[ ITS/CASE&MaaS トヨタ ] 2018年2月26日 |
「未来創生ファンド」は国内タクシー会社最大手、日本交通のグループ会社で、日本最大の利用者数・加盟台数のタクシー配車アプリ「全国タクシー」を開発・運営する JapanTaxi 株式会社(以下「JapanTaxi」)に対する 10.5 億円の投資を決定した.
JapanTaxi への出資は、2017 年 6 月以来 2 度目。JapanTaxi は「全国タクシー」の開発、改善に取り組み、現在、「全国タクシー」は 400 万ダウンロードを突破し、加盟台数は全国のタクシー車両の約 4分の 1 となる約 6 万台と、タクシー配車アプリ国内最大手。
また、
トヨタ自動車は、JapanTaxiに75億円を出資し、タクシー向けサービス共同開発などの検討に向けて基本合意書を締結することで合意した。
■「未来創生ファンド」の概要
スパークス・グループ株式会社を運営者とし、トヨタ自動車株式会社、株式会社三井住友銀行、を加えた3社による総額約135億円の出資により、2015年11月より運用を開始した。2017年12月末時点では、上記3社を加えた計20社からの出資を受け、「知能化技術」「ロボティクス」「水素社会実現に資する技術」を中核技術と位置づけ、それらの分野の革新技術を持つ企業、またはプロジェクトを対象に投資を行っている。
なお、2017年12月末時点での運用額は、367億円。投資先は米国、英国、イスラエル、日本の約40社。