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ERTICO Forumにウェブ参加

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erticoforum.jpg6月5日ブリュッセルで "Bringing Intelligence into Mobility - Deployment challenges" をテーマに、ERTICO Forumが開催され、ウェブ登録し、全てのセッションのライブ中継、発表資料表示を視聴した。約30分の遅れ、資料表示等少し問題があったが、家にいながらヨーロッパの会議に出席できる良い時代になった。

European ParliamentのZita Gurmai氏、European CommisionのKlaus Schierhacklの挨拶で始まり、その後、サービスプロバイダー、通信、インフラ、自動車業界、政府・自治体関係者、各国ITS関係団体等の発表、パネルディスカッションがあった。市民代表としては、44万人の会員を持つRoyal Dutch Touring Clubから代表が出席した。

会議出席者からQ&Aが活発に出て、又、ウェブ上からの質問に対する回答もあり、新しい試みは成功した印象であった。

内容的に、公共交通の重要性、トラベラー交通情報を主体としたネットワークのオープン プラットフォームの必要性、iPhoneやiPad等パーソナルデバイスを含め、車、家、オフィス、移動先でのシームレスなサービス提供、公と民の情報共有による信頼おける情報提供、費用低減等について活発なディスカッションがあった。

ヨーロッパは世界中で最もEVに対するニーズが高く、将来のモビリティとして期待されている。ITSと連動したEVテレマティクスがEVを実用化する上でのコーナーストーンになるとの発表があり、European Green Cars Initiative、ELVIRE、ELSA等のプロジェクトで開発、検討が進んでいる。

EVはエネルギーマネージメントを適切にする必要があり、クラウドコンピューティングとスマートグリッドの活用、プラグインによるフレキシブルなソフト開発、適用が重要となる。

ITS-P21 野村

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