日産、2人乗りEVの大臣認定を取得、公道で実験へ |
[ ITS/CASE&MaaS パーソナルモビリティ 他都市のまちづくり ] 2011年9月30日 |
日産自動車は、2人乗り電気自動車(EV)「NISSAN New Mobility CONCEPT」の公道走行を可能とするための大臣認定を国土交通省から取得した。
現在、横浜市と日産自動車は、低炭素都市を目指した次世代交通の推進のため、協働で「ヨコハマモビリティ・プロジェクトゼロ(YMPZ)」に取り組んでいるが、青森県、福岡県(高齢者にやさしい自動車開発推進知事連合)とも共同で超小型EVを使った実証事業を行う。
横浜での実施エリアは、山手・元町。最大7台による一定期間のカーシェアリングで試乗実験を行い、公道走行によるデータ収集や試乗者への、アンケートおよび実証実験後の聞き取り調査により車両の使い勝手を評価する。また、公道走行における各種データ収集を通じて、他の車両と混走する上での円滑な交通流(自動車の流れ)の確保などについても検証していく。
なお、主な仕様は以下の通り
車名: Nissan New Mobility CONCEPT
リチウムイオン電池を搭載した電動車両、最高速度 時速80km
全長 234cm、全幅 119cm、全高 145cm、車両重量 470kg
乗車定員: 2名