【東日本大震災】通行実績マップ---ITSジャパンが4社の情報を集約 |
[ ITS/CASE&MaaS ] 2011年3月24日 |
「がんばれ日本」「自分にできることは何か」がキャッチフレーズになっているなかで、ITSの分野も自分の出来る範囲で貢献している。すなわち、災害情報、交通情報提供に関する素早い対応である。トヨタ、やホンダはそれぞれ、自社のテレマチックスサービスであるG-BOOK、インターナビ会員の車両からの収集した通行実績情報(プローブ情報)を公開し、被災地における通行可能な道路の参考情報として『GoogleEarth』上に公開した。また、ITS Japan はHonda、パイオニア、トヨタ、日産が収集した通行実績情報を使用し、それをもとに「自動車・通行実績情報マップ」作成して公開した。ITSジャパンが、今年度の重点実施事項の一つとして「プローブ情報の共有」を掲げ推進してきたからこそ可能になったものである。中越地震のときにはホンダだけが対応したが、輪が広がりつつあることは歓迎すべきことである。