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【第4回GREMOシンポジウム】を聴講 取材(11月29日(金)名大 豊田講堂)

[ Editor’s Column イベント報告 取材 ]

シンポジュームは、3部構成
1.研究紹介講演会、
2.ポスターセッション&意見交換会、
3.NIC 1F 車両実車室 自由見学、
講演1件、ポスターセッション2件を聴講・取材した。(車両実車見学は時間の制約もあり断念)

研究紹介講演会
「次世代電動車(xEV)に要求される電動アクスルの要求技術とそこに求められる各要求技術 」
講師 名古屋大学 未来材料・システム研究所 名古屋大学大学院 山本(真)教授
講演骨子は、
①電動車システムにおける技術動向、
②xEV用インバータの技術動向、
③xEV用パワー半導体の実装技術動向、
テスラや中国BYD等車両の分解からの知見、及び10月に行われた本田の技術説明会(*)の情報を基に行われた。

(*)Hondaは2024年10月2日『Honda 0 Tech Meeting 2024』を開催、2026年に上市を予定しているEV「Honda 0シリーズ」の開発・生産についての取り組みを発表した。

講演では「Honda 0シリーズ」の開発アプローチと主要技術、さらに量産に向けた生産技術について解説した。
今回の講演は、30分で時間不足の感は否めない。しかし、同教授は、内外OEM車両分解評価、関連企業との共同研究・コンサを行っており、同氏の他所での講演も含めて総合すると、実務的で興味深い。

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ポスターセッション&意見交換会
ポスターセッションでは、CX、DX、材料、交通政策、高齢者モビリティ、交通実証実験結果など約30件の展示があり、いずれも内容豊富であった。
そのうち以下の2件の説明を受けた。
①「ダイナミックマップ2.0プラットフォームのご紹介」
先進モビリティサービスのための情報通信プラットフォームに関するコンソーシアム
②「サステナブル地域公共交通プログラムー交通事業者、地方自治体、専門家によるメディア講義シリーズ」で株式会社Tokai Innovation Institute(TII*)の地域交通のための講師派遣プロジェクト
(*)名古屋大学と岐阜大学を運営する東海国立大学機構が、2023年10月2日付けで設立した株式会社で、大学での研究成果をいち早く実用化を目指して設立。

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会場の豊田講堂のロビーには昨年逝去した豊田章一郎元トヨタ名誉会長の銅像が置かれていた。
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