米国紙掲載の2件の自動運転関連記事 |
[ CASE Editor’s Column ITS/CASE&MaaS ITS海外情報 ] 2024年8月14日 |
最近、自動運転に関する米国メディアの2件の記事を目にした。 一件はブルッキングス研究所Mark MacCarthy氏のThe evolving safety and policy challenges...
「人とくるまのテクノロジー展 2024 名古屋」 |
[ Editor’s Column ITS/CASE&MaaS 自動運転 ] 2024年7月22日 |
「人とくるまのテクノロジー展2024名古屋」が7月17日(水)~19日(金)の3日間、愛知県中部国際空港隣接の愛知県国際展示場EXPO AICHIで開幕された。主催は、公益社団法人 自動車技術会。 今...
クルマの型式認証不正問題 |
[ Editor’s Column ] 2024年6月10日 |
国土交通省は6月3日、トヨタ自動車など5社で、車「型式指定」の手続きを巡る認証不正があったと発表した。不正が認められたのは現行生産車で計6車種、生産終了車で計32車種。国交省は4日にトヨタ本社を立ち入...
経産省が「モビリティDX戦略案」を公表 SoC、Lidar等を協調領域指定 |
[ Editor’s Column 自動運転 ] 2024年5月23日 |
経産省と国交省は、5月20日(月)、昨年から検討していた「モビリティDX(デジタルトランスフォーメーション)」検討会」の検討結果を公表した。 同検討会(座長 高田名大教授)は、今後のモビリティ分野の競...
モビリティスタートアップ[MaaS Global]が破産申請 |
[ Editor’s Column ITS/CASE&MaaS ITS海外情報 MaaS ] 2024年3月30日 |
3月15日、フィンランドのMaaS Globalがヘルシンキ地裁に破産申請を行ったとsifted社が報じた。(https://sifted.eu/articles/maas-whim-bankrupt...
アップル社が自動運転車"タイタン"開発断念 |
[ Editor’s Column ] 2024年3月 5日 |
■米国のアップル社は、自動運転機能を持つEV開発を断念と社内で発表(2024年2月27日)、と報道された。 秘密主義で知られる同社は、否定も肯定のコメントも出していない。 直近で、韓国現代自動車との提...
愛知県日進市の自動運転バス実証実験 |
[ Editor’s Column Smart City/豊田市動向 自動運転 ] 2024年2月25日 |
愛知県日進市では、2023年1月から、市内のコミュニティバス「くるりんバス」路線の一路線に自動運転バスを導入。 2024年2月12日 "次世代モビリティフェスタinにっしん"を開催、同実験に関するシン...
超小型電気自動車の終焉 |
[ CASE Editor’s Column ITS/CASE&MaaS パーソナルモビリティ ] 2024年2月20日 |
トヨタは超小型電気自動車「C+pod」の生産を2024年夏生産終了すると発表した。 「C+pod」は、2020年12月に発売された。 生産終了の理由について、トヨタは「これまで小型モビリティとしてお客...
自動運転の実証実験(名古屋市内) |
[ Editor’s Column ITS/CASE&MaaS イベント報告 取材 ] 2023年12月15日 |
1. 愛知県下3地区での実証の一つ。 愛知県は、12月12日(火)、 名古屋市千種区内のイオンタウン千種を起終点とし、片側4車線の若宮大通りを車線変更・右左折も行いながら一般車に混じって走行した。自動...
CASE時代のTier1サプライヤー |
[ Editor’s Column ] 2023年12月10日 |
パナソニックが自動車部門を売却 パナソニックホールディングス(HD)は11月17日、パナソニックオートモーティブシステムズを米ファンドに売却することで合意したと発表した。 パナソニックオートは自動車向...
あいちITSワールド2023"つながるクルマと次世代モビリティ" |
[ Editor’s Column ITS/CASE&MaaS イベント報告 取材 ] 2023年11月28日 |
主催者挨拶"名古屋らしさを追求" 11月23 日の開会式で、主催者を代表してあいさつをした中部経済新聞社 代表取締役社長の恒成秀洋氏は次のように述べた。 「今回、自動車を取り巻く環境の変化に合わせて、...
JMS2023取材印象記"空飛ぶクルマ"(HM記) |
[ Editor’s Column イベント報告 取材 ] 2023年11月19日 |
4年振り開催のJapan Mobility Show(旧東京モーターショー)のプレスデー(10月25日、26日)に出かけたので、独断と偏見を以て感想を述べたい。Motor→Mobilityへと名前が変...
JMS2023(ジャパン モビリティ ショー)取材印象記 |
[ Editor’s Column ITS/CASE&MaaS イベント報告 ] 2023年11月 6日 |
10月25日(木)~26日(金)、東京ビッグサイトにて、ジャパン モビリティ ショー(以下JMS 2023)を取材した。 一般公開は10月28日(土)から、11月5日(日)。 出展者数は過去最高。自動...
トヨタが(旧)Woven Planetの体制一新&社名変更(更新) |
[ Editor’s Column トヨタ ] 2023年9月12日 |
トヨタは6月、近取締役副社長が退任し、ウーブ バイ・トヨタ(株)(Woven Planet)の代表取締役に就任するる人事を発表した。さらに、9月,同社のカフナー代表取締役が退任し、後任に自動運転向けの...
第119回 トヨタ株主総会でのCASE関連質問 |
[ Editor’s Column ITS/CASE&MaaS 取材 ] 2023年7月14日 |
第119 回トヨタ株主総会が、6月14日(水) 愛知県豊田市のトヨタ本社で行われた。 コロナ禍が落ち着いたこと、豊田会長が議長を務める最後の総会ということで参加した。 トヨタ会長は、社長を務めた14年...
「地方公共交通活性化再生法=地域交通法」の第4回目の改正 |
[ Editor’s Column 政策動向 ] 2023年7月 7日 |
4月28日、「地域公共交通の活性化及び再生に関する法律の改正法=地域交通法」が公布された。 5月は、三重県で開催されたG7交通・運輸大臣会合で地域交通対策、CN(カーボンニュートラル)とともに重要課題...
自動運転 実験と実装間の壁 |
[ Editor’s Column ] 2023年3月31日 |
自動運転の実現には、環境整備、技術開発、社会的受容性、事業化推進の4項目が重要である。 ●レベル4の環境整備/制度設計 ①SAEレベル4(無人運行を前提とする自動運転)の特定自動運行の許可制度 創設を...
CASE時代にふさわしい自動車税制検討を期待 |
[ CASE Editor’s Column ] 2022年12月27日 |
◆政府与党 令和5年度 税制改正大綱を発表(12月16日)(右図 文中下線は筆者) 大綱では、 ●防衛費増額財源対策検討、 ●個人資産の「貯蓄から投資誘導策」としてNISA枠の拡大・恒久化などが決定。...
「地方公共交通危機」に関する論議 |
[ Editor’s Column 政策動向 ] 2022年9月29日 |
■公共交通、とりわけ「地方の公共交通」の経営難対策が議論されている。 かねてから提起されてはいたが、コロナ禍による「移動制限」により、さらに顕在化している。 事業者はもちろん、自治体、地域住民にとって...
国交省【次世代ITS="ETC3.0"開発】ロードマップ発表 |
[ Editor’s Column ITS/CASE&MaaS ] 2022年9月10日 |
国交省の「社会資本整備審議会 道路分科会 基本政策部会」(部会長 石田筑波大名誉教授)は、概ね20 年後の2040 年を念頭に、道路政策を通じて目指す社会像や政策の方向性をまとめた「道路政策ビジョン」...
トヨタ・豊田市・TTRIの変化-豊田市交通モデル都市づくり⑧ |
[ Editor’s Column Smart City/豊田市動向 自動運転 ] 2022年1月 9日 |
昨年の11月26日(金) 豊田市産業文化会館において、(一財)豊田都市交通研究所(以下TTRI) の創立30周年記念シンポジュームが開催され、出席した。(当日、出席者には「30年史」が配布された。) ...
Teslaの取り組みと評価/課題② |
[ Editor’s Column ITS/CASE&MaaS 特集記事 自動運転 ] 2021年10月19日 |
●アフターサービス―OTA導入― アフターサービスで注目されているのはOTAである。 OTAとは、Over The Airの略で「無線通信を経由してデータを送受信すること」を指し、PCやスマホなどのO...
Teslaの取り組みと評価➀ |
[ Editor’s Column ITS/CASE&MaaS 特集記事 ] 2021年10月19日 |
◆2050年のカーボンニュ―トラル(CN)に向けて、議論が熱い! 2020年 米国 民主党政権の復帰、 2021年4月 気候変動サミット、バイデン・菅会談などで、CNに関する機運が再び?盛り上がってい...
CN(カーボンニュートラル)、ICE規制、EV,そしてTESLA |
[ Editor’s Column ITS/CASE&MaaS イベント情報 ] 2021年8月24日 |
グリーン成長戦略 米国で昨年バイデン政権となり、パリ協定に復帰しG7での合意などCNの流れが加速している。日本でも昨年10月の第203回臨時国会において、「2050年カーボンニュートラル脱炭素社会の実...
コロナ禍と交通関連企業業績悪化 |
[ Editor’s Column ] 2021年5月31日 |
●旅行業界最大手のJTBが5月28日発表した2021年3月期連結決算は、最終利益が過去最悪となる1051億円の赤字(前期は16億円の黒字)だった。 また、JRや私鉄など主要鉄道大手21社の全社が最終赤...
警察庁が次世代モビリティの交通ルールについて中間報告 |
[ Editor’s Column ITS/CASE&MaaS パーソナルモビリティ ] 2021年4月20日 |
警察庁は昨年7月から、新しい小型のモビリティ社会実装の条件等について交通安全、自転車交通専門家やPTA代表などからなる有識者検討会(※)を設置し、関係事業者ヒアリング、アンケート調査などを含め7回会議...
スマートシティの論点3 トヨタ「Woven City」 |
[ Editor’s Column 自動運転 ] 2021年3月25日 |
■2月3日、静岡県裾野市のトヨタ自動車東日本の東富士工場跡地に建設される「Woven City」の地鎮祭・起工式が行われ、大々的に世界にむけ報道された。2020年1月、ラスベガスCESでプロジェクト概...
TRI-ADが4社体制に移行 |
[ Editor’s Column ] 2021年1月31日 |
2018年3月にトヨタ自動車、デンソー、アイシンの共同出資により設立された TRI-AD(トヨタ・リサーチ・インスティテュート・アドバンスト・デベロップメント 資本金5000万円)は、 2021年1月...
スマートシティの論点 その2-Not PoC(Proof of Concept)- |
[ Editor’s Column MaaS イベント情報 ] 2021年1月22日 |
1月19日(火)、(一般社団法人)スマートシティ・インスティテュート主催による スマートシティに関するWebセミナーがライブ中継された。(無観客開催) このウエビナーは昨年6月29日 行われた「Sip...
トヨタ 超小型EV「C+pod」(シーポッド)発売 |
[ Editor’s Column トヨタ ] 2020年12月30日 |
トヨタは、昨年東京モーターショーで紹介していた超小型電気自動車を12月25日発売した。 商品名はC+pod(シー・ポッド) (販売は法人・自治体向けに限定、生産は元町工場) ※名前の由来:C+pod(...
「交通・モビリティ」から見た「スマートシティ」の論点 |
[ Editor’s Column ] 2020年12月23日 |
官・学・民・メディアこぞって「スマートシティ」(※1)ブームである。 ♦スマートシティ」を一言でいうと、IT技術を駆使して、エネルギー・モビリティ・医療・環境・廃棄物・行政手続き、などの...
トヨタが手がける実証都市「Woven City」(ウーブン・シティ) |
[ Editor’s Column ] 2020年5月31日 |
■より良いクルマの製造から、その「製品の使われ方や使用環境の課題」に関心を持つのは、自動車メーカーにとって極めて自然な流れである。 ・ 往年の業界リーダーであったGMは早くから都市交通問題の解決に力を...
『自動運転社会』『都市・くらし』Vol2~目的関数~ |
[ Editor’s Column ] 2020年4月23日 |
自動運転社会を「シュミュレート」するにあたり重要な要件はいろいろあるが、まず大前提として、自動運転システム導入に関する"5W1H"言い換えると、自動運転車の定義と導入シナリオである。 ■関係者間では、...
『自動運転社会』『都市・くらし』~都市交通VRプラットフォーム開発の提案~ |
[ Editor’s Column 自動運転 ] 2020年4月10日 |
◆ 自動車は、IT技術等の活用により、交通事故などの社会課題を解決、移動手段としての完成度を増してくる2030年代には、第2のモータリゼーション到来の可能性が高い。 自動運転車が実装された時のくらし、...
CASEの社会的費用 |
[ Editor’s Column ITS/CASE&MaaS ] 2019年6月26日 |
■昭和40年代~50年代にかけてのモータリゼーションの時期、経済学者 東京大学名誉教授 宇沢 弘文氏 (1928/7/21~2014/9/18)により「自動車の社会的費用論」が提起され、自動車はその費...
CASE ⇔ モビリティ ⇔ スマートシティのリンク |
[ Editor’s Column ] 2019年6月10日 |
■CASE、モビリティ、スマートシティが自動車業界の重点キーワードだ。"すべて横文字"は気になるところだが、最近の動きはこれらのキーワードで整理できる。 ▼CASEは、2016年パリモーターショーで独...
MaaSに関する過熱と現実 |
[ Editor’s Column ITS/CASE&MaaS MaaS 自動運転 ] 2019年6月 4日 |
最近、記事やニュースなどでMaaS「マース」を目にする機会が増えている。 ◆長年、交通政策や交通環境動向をフォローしているが、戸惑うほどの盛り上がりである。MasSは、英国のコンサルタント・北欧の大学...
「MONET」が目指す「移動サービス」(追記) |
[ Editor’s Column MaaS ] 2019年4月 6日 |
ソフトバンクとトヨタ自動車が設立した「MONET(モネテクノロジー)」は、自動運転社会に向けた事業戦略会を開催(2019年3月28日)した。 ■MONETの経緯を簡単に纏めると以下の通りである。 ◆...
自動運転を市場形成の視点から考える |
[ Editor’s Column 自動運転 ] 2019年3月22日 |
自動運転の実験が世界中で行われ、制度も徐々に整備されてきた。まず、どの分野が実用化されるか?その時期は?以下4つの視点から考える。 ◆お客さんは、お金を払い、モノやサービスを購入する際、「安全でしょう...
モビリティビジネスモデルと企業文化の壁(追記) |
[ Editor’s Column ] 2019年2月12日 |
◆自動運転社会構築の論点、5本の柱の中の、事業者、顧客、収益構造等を想定した「ビジネスモデル」は最重要項目である。 ◆現在までのほぼ共通の理解は、CASEのうちConnectedを基盤として既存のビジ...
自動運転社会への論点整理 5本の柱 |
[ Editor’s Column ] 2019年1月28日 |
◆ルーチン業務として新聞やWeb記事を丹念にフォローしているが、毎回必ず自動運転に関連する記事や情報をヒットする。 これらの記事をクリッピングしているが、全体像を把握するために、以下の5項目に整理して...
「自動運転啓蒙組織」PAVEが発足-CES2019- |
2019年1月17日 |
■毎年1月は世界の自動車業界関係者はますます忙しくなってくる。 5年ぐらい前までは、まずデトロイトで開催される「北米国際自動車ショー」に参加して、動向を探るというのが通常であった。 (今年は2019年...
CASE(ケース)」時代の自動車諸税の枠組みについて検討開始 |
[ Editor’s Column ] 2018年12月16日 |
◆自民・公明の政府与党は、14日、来年度の「税制改正大綱」を決定・発表した。この中の第三項で、中長期視点から「自動車諸税の見直し」に言及しているのは注目される。 ◇◇ 第三項 検討事項 ◇◇ 自動車関...
自動運転社会とコンパクトシティ③ |
[ Editor’s Column ITS/CASE&MaaS 自動運転 ] 2018年11月29日 |
自動運転は、人の生活や社会にどのような影響を及ぼすのか?今後の交通・環境政策にとって最大の影響要因であることには間違いない。 ◆近代の交通史をレビューすると、自動車という交通手段が、100年前から今日...
ライドシェア 市場を巡る動き―ソフトバンク対トヨタの攻防② |
[ Editor’s Column ] 2018年11月 1日 |
―両社の提携、「MONET 」の名称復活― 今年7月13日、本コラムで「ライドシェア 市場を巡る動き―ソフトバンク対トヨタの攻防」というタイトルで下記のように書いた。 『自動車、IT業界がライドシェア...
コンパクトシティと自動運転社会 ② |
[ Editor’s Column ] 2018年9月28日 |
◆◆自動車の変革は都市、土地利用、暮らし、価値観を変える可能性◆◆ ◆100年に一度の「ITとAIを起爆剤とした自動車の技術革新」が来る。 それに伴い、産業、経済、都市、土地利用、暮らし、価値観、とあ...
寡占による通信料金の下方硬直性 |
[ Editor’s Column 自動運転 ] 2018年9月17日 |
◆◆菅 義偉 官房長官は、16日の那覇市の街頭演説で、携帯電話料金の引き下げに関し、携帯会社大手は利用者に利益を還元すべきだとの考えを示した。 8月21日の札幌市内での講演で、携帯電話料金について「4...
Automotive world 2018 名古屋-興味を引いた講演2件- |
[ Editor’s Column 自動運転 ] 2018年9月12日 |
毎年1月、「automotive world」展示会がお台場のビッグサイトで開催される。今年は9月5日(水)~7日(金)の3日間、ポートメッセ名古屋でも盛大に開催された。 自動車産業の集積地 愛知・名...
コンパクトシティと自動運転社会 ① |
[ Editor’s Column ] 2018年8月23日 |
◆自動運転車の開発が進展している。 企業は、要素技術の開発、クルマへの搭載、公道走行によるデータ取集、を進めている。行政は、道交法、道路運送車両法、など実運用に必要な制度改革の検討を行っている。また、...
【トヨタモビリティファンドの地道な活動】 |
[ Editor’s Column トヨタ ] 2018年8月 7日 |
◆2014年8月 「一般財団法人 トヨタ・モビリティ基金(以下TMF)」(理事長 豊田 章男氏)が設立され、4年が経過した。 TMFは、トヨタの事業活動に近いモビリティ分野に特化、「いいクルマづくり」...
【ライドシェア 市場を巡る動き 《その2》】ソフトバンク 孫会長の危機感 |
[ Editor’s Column ] 2018年7月25日 |
◆◆ソフトバンク株式会社(SB)は、7月19~20日、ザ・プリンス パークタワー東京にて、「SoftBank World 2018」を開催した。(今年で7回目。) 『情報革命で、すべてが繋がる、世界が...
【研究所は、より実践的な研究に取り組む】 TTRI 原田 新所長 |
[ Editor’s Column Smart City/豊田市動向 ] 2018年7月18日 |
◆7月4日、豊田都市交通研究所(TTRI) 原田 昇 新所長 (東大大学院工学系研究科・教授) が記念講演を行った。演題は「交通まちづくり~暮らしやすいまちをめざして~」 ▼概要は以下の通り。 ◎交通...
ライドシェア 市場を巡る動き―ソフトバンク対トヨタの攻防 |
[ Editor’s Column トヨタ 自動運転 ] 2018年7月13日 |
◆トヨタは、6月13日(水)、東南アジアにおける配車サービス大手Grab Holdings Inc.(Grab社)と、モビリティサービス(MaaS)領域の協業深化に合意するとともに、両社の一層の関係強...
ITSジャパンの「統合的移動サービス推進」構想 |
[ Editor’s Column ITS/CASE&MaaS ] 2018年6月23日 |
ITSジャパンは、6月18日(月)、経団連会館にて「2018年度通常総会」、「総会シンポジウム」、「総会交流会」を開催した。> ◆「通常総会」で、佐々木真一会長が挨拶。要旨は以下の通り。 ITSジャパ...
交通ビッグデータの活用 ②事故対策 |
[ Editor’s Column ITS/CASE&MaaS ] 2018年6月 8日 |
■政府は近く「官民データ活用推進基本計画」をまとめる予定である。その中で、自動運転の技術開発に向け、交通事故の発生場所などに関する情報を2020年度にも公開する、と報道している。 交通事故の発生場所な...
交通ビッグデータの活用 ①MaaS |
[ Editor’s Column 自動運転 ] 2018年5月28日 |
◆ビッグデータの活用による社会課題の解決やビジネスチャンスの発掘についての議論が盛んである。交通や自動車(*)の分野でも、活用検討が行われ、一部はすでに実装・活用の段階である。 ▼ビッグデータの定義に...
【ITS AP Forum 福岡】Russell Shields氏、V2XでDSRCに否定的見解 |
[ Editor’s Column ITS/CASE&MaaS ITS海外情報 ] 2018年5月16日 |
「第16回アジア太平洋地域ITSフォーラム2018福岡」(5月8日(火)~10日(木)) のPL1(Plenary Sessions)で米Y gomi LLC社のRussell Shields会長が登...
豊田市交通モデル都市 ⑦ 自動運転社会 |
[ Editor’s Column Smart City/豊田市動向 ] 2018年4月15日 |
自動運転技術の開発や制度のあり方が議論されている。自動車関連企業は来るべきトレンドの変化への対応に必死で、IT業界はモビリティ分野への進出を考え実験を重ねてている。 自動運転の社会実装は、幾多の社会...
豊田市交通モデル都市 ⑥ 名大COIと筑波大COCNとトヨタ |
[ Editor’s Column Smart City/豊田市動向 他都市のまちづくり 自動運転 ] 2018年3月27日 |
年度末になると、官公庁関係プロジェクトの報告書発表や報告会が行われる。今年も時間の許す限り関心のあるテーマについてフォローしている。 その中で名大COI(*)と筑波大COCNは興味深い。 (*)文...
豊田市交通モデル都市 ⑤【住民・市民参加】(DATA追記) |
[ Editor’s Column Smart City/豊田市動向 自動運転 ] 2018年3月16日 |
平成30年3月4日(日)、「豊田市民の誓い」40周年記念式典に参加した。 「豊田市民の誓い」は「ふれあい豊かな地域社会づくり」を目的に市政27周年の昭和53年3月1日に制定された。同年5月「豊田市民...
自動運転と量子コンピュータ |
[ Editor’s Column 自動運転 ] 2018年3月10日 |
1月17日~19日、東京のビッグサイトで開催された2018年オートモティブワールドに、メディアとして参加(昨年に続いて2度目)し、いくつかの技術セミナーを聴講してきた。その中で、特に「AI・量子コン...
自動運転時代とコンパクトシティ |
[ Editor’s Column 自動運転 ] 2018年2月27日 |
◆コンパクトシティ化は国土交通省や各自治体が長年にわたり進めている政策である◆ 一言で言うと、車社会において、住居・商業施設等の都市機能が、スプロール的に郊外に拡散し、シャッター街といわれる旧市街地...
2030年の道路交通風景・・ 吉野彰氏のNHKラジオ講座から |
[ Editor’s Column 自動運転 ] 2018年2月16日 |
NHKラジオで 旭化成名誉フェロー・名城大教授 吉野彰氏の講演のアーカイブを聞いた。 タイトルは「電池が起こすエネルギー革命」昨年の10~12月にかけて、カルチャー講座「科学と人間」で12回放送された...
豊田市交通モデル都市 ④ 総合プロデュ-サーの必要性 |
[ Editor’s Column Smart City/豊田市動向 ] 2018年2月 9日 |
◆「まちづくり総合プロデューサー」の提案 約40年前、自動車会社で「交通環境改善活動」を担当していた。その時、広告代理店から「交通環境改善活動」について、総合プロデュ-サーの必要性と具体的提案を受けた...
MaaSプラットフォーマーの前哨戦 |
[ Editor’s Column 自動運転 ] 2018年1月29日 |
アルファベットの4文字、3文字略語には辟易しながらも、ITS業界に少しでも関わっていると使用せざる得ない。 この欄でもたびたび取り上げているが、クルマのCASE化(Connected、Autonom...
「best effort型」サービスとクルマ |
[ Editor’s Column 自動運転 ] 2018年1月 6日 |
事務所のメインパソコンはWindows7からWindows10にバージョンアップしたものを利用している。マイクロソフト社の執拗なプッシュで自動更新したものである。 昨年はWindows10秋の大型ア...
豊田市交通モデル都市 ③名鉄豊田市駅前地区再開発事業と交通 |
[ Editor’s Column Smart City/豊田市動向 ] 2017年12月25日 |
【名鉄豊田市駅前地区再開発事業と交通】 11月24日に豊田市北街区再開発事業が竣工した。(関連記事)同地区の再開発事業の歴史は古い。拳母市から豊田市への市名変更は、1954年(昭和34年)である。自動...
ITS世界会議等におけるMaaSの議論 |
2017年12月11日 |
MaaS(Mobility as a Service)について関心が高まっている。一言でいえば、マルチモーダルサービス(Multimodal service )を、スマホなどのアプリで課金も含めてon...
東京モーターショー2017 |
[ Editor’s Column イベント情報 パーソナルモビリティ ] 2017年11月 8日 |
「東京モーターショー2017」を11月26日~27日の2日間、日立などメガサプライヤーのPress Conference、「開会式」、西棟の「企画テーマ領域」などを取材した。モーターショー取材は皆勤?...
交通モデル都市と豊田市 ② |
[ Editor’s Column ] 2017年10月21日 |
▼世界に誇れる「かしこい交通社会」を目指す活動 地方自治体の中で豊田市ほど交通課題に体系的・積極的に取り組んでいる都市は少ない。エネルギー・環境問題・高齢化など将来を見据えた課題についても取り組んで...
交通モデル都市と豊田市 |
[ Editor’s Column ] 2017年9月28日 |
昨年度からITSジャパンが進めている活動の一つとして「地域ITS推進のファシリティ機能」がある。今年3月には地方交通の体系的な取り組みを行っている団体・自治体・企業を公募し、8月に13事例を選定し公...
デジタルフォーメーション時代のキーワード ―竹中・菊池氏の講演から― |
[ Editor’s Column ] 2017年9月14日 |
竹中慶大名誉教授と菊池豊田中研所長の話を聞いた。 竹中教授は、9月4日のSANSAN社主催の「日本企業の少し未来の働き方」、 菊池所長は、8月31日のモノづくり 日本会議主催の10周年記念特別シンポジ...
自動車のメガトレンドと企業文化 |
[ Editor’s Column トヨタ ] 2017年9月 2日 |
クルマのメガトレンドとして、技術的には「知能化、電動化、ネットワーク化、モジュール化等」が挙げられ社会的には「所有から利用、インフラ産業化、保険や物流を含むサプライチェーンの激変」等が挙げられている...
自動運転の国土利用への影響 |
[ Editor’s Column 自動運転 高齢者とモビリティー ] 2017年8月21日 |
2050年ごろは「自動運転車社会」になっていると思われる。その時代には現在とは様変わりの社会・経済が現れているだろう。その一つが、国土の利用形態の変化である。 日本の戦後の国土計画は、1962年(...
クルマの"コモデティ"化の攻防(情報追記) |
[ Editor’s Column 自動運転 ] 2017年8月12日 |
クルマの「コモデティ化=汎用商品化」についての話題が盛んである。「コモデティ化=汎用商品化」とは、競合する企業の製品やサービスについて、性能、品質、ブランド力などに大差がなくなり、顧客からみても『どの...
自動運転車の「利用シーン」 |
[ Editor’s Column 自動運転 ] 2017年8月 3日 |
いろいろな政策や対策が検討されるとき必ず出てくる話題のひとつは「当該政策による具体的利用・実現シーン」である。そこで最近、関係者は、この点についても努力している。 内閣府の「未来投資戦略2017」...
DeNAなどの「自動運転バス」の実験 |
[ Editor’s Column ITS/CASE&MaaS 自動運転 ] 2017年7月22日 |
新聞、雑誌、Webを読んでいると「自動運転」「AI」「IoT」「EV」「シェアリング」の見出しを目にしない日がない。単行本や連載のシリーズ記事も、デロイトトーマツ社、アーサーDリトル社等コンサルタ...
「自動走行車の社会的受容性」と学生 |
[ Editor’s Column 自動運転 ] 2017年7月18日 |
企業や施設、新しい技術が地域社会や国民の理解や賛同を得られることを、「社会受容性」と称している。最近、「社会受容性」は風力・原子力発電所等の施設に関して話題になっているが、ITS分野では「自動走行車の...