環境にやさしい交通を考える市民フォーラムinなごやに参加して |
2008年11月30日 |
表示11月29日(土)愛知県立大でNPO法人リニモクリエイト主催愛知県、名古屋市等後援の「環境にやさしい交通を考える市民フォーラムinなごや」が行政開催された。当日は、交通関係のNPO関係者や後援した行政、学者等が参加した。午前は、関係NPOの活動報告、午後は講演とパネルデスカッションが行われた。基調講演は、竹内岐阜大教授が「地域公共交通に春は来るか」と言うタイトルで、規制緩和後の地方における軌道の撤退をふまえ、先に改正され10月から施行された「地方公共交通活性化・再生法」野運用に期待する旨の講演を行った。
つづいて、学問的のもならず実務的にも交通改善に取り組む森川名大教授、加藤准教授等が名古屋の交通分担率を6:4にするための方策について提言した。森川氏は、私案としてLRT導入路線を提案する一方、現在実験中のクルマに対するロードプライシングについて提案した。加藤氏はバスを中心に地方交通の再建に深く関係してきた経験から逆に「長期的な計画」必要性を訴えた。
P100065011.jpg.psdまた、主催者のリニモクリエイト島田理事長は、NPOとりわけ交通関係NPOの困難性を説明しながら、単一問題解決型のNPOが連携して、複雑系の交通まちづくりに取り組む必要性を訴えた。
今回の行事は、関係者の周到な準備と巧みな人選により、中身の深い内容となったといえる。しかし、席上でも出たように、環境問題の改善は、家庭、各個人の行動にかかる部分が大きいことが鮮明になっており、「表面的な解説でなく」「世の中を動かす」更なる知恵を今回の参加者を核にしながら試行錯誤することが重要と思う。