トヨタメタポリス「未来のカーライフ」を考えるバーチャルフォーラムでi-Lingを紹介 |
2009年7月21日 |
トヨタ自動車は、インターネット上の3次元仮想都市である「トヨタメタポリス」で、顧客と共に「未来のカーライフ」を考えるバーチャルイベントを7月23日開催した。
今回のイベントは「未来のカーライフ」に関する一般の意見を聞いて、将来の車両のコンセプトづくり・製品開発に役立てることを狙いに実施するもの。
バーチャル世界であるトヨタメタポリスを活用することで、一般の人が気軽に参加でき、一度に多数の人とのコミュニケーションが可能となる。
イベントでは、トヨタの1人乗り電気自動車『i-REAL』や1人乗り移動ロボット『Winglet』を発展させた「i-LIng」と既存のクルマが共存する交通社会をイメージした「シームレスなモビリティライフ」について7月23日から10月21日までに計4回実施する。第1回目の23日は、布垣東京デザイン部部長と谷中商品企画統括部の主幹が出席し、車に持ち込める「i-Ling」のコンセプトを説明、参加者からの質問に答えた。
10月21日の4回目のイベント時には、3回の意見交換の結果を反映させた「未来のカーライフ」をトヨタメタポリス内で公表すると同時に、同時期に開催される「東京モーターショー」で披露するという。(図はトヨタメタポリス)
会場からの質問は専門的なものも少なくないが、全体に仮想空間での双方向でのやり取りの限界が見られた。