10月25日 ポートメッセ名古屋で開催中の「オートモーティブワールド名古屋2024」の一部を取材した。

同イベントは10月23日～25日に開催され、640社の出展が出展。
また、「SDV実現に向けた開発効率化へのアプローチとは？」「中国最新BEVトレンド～技術者交流シンポジウム」など専門家や業界リーダーによる業界の最新課題に関する多くのカンファレンスや特別講演が行われたが残念ながら聴講できなかった。

25日はJAMBEによる「モデルベースでの車両開発」とEV特別展示企画の中国EV Geely社「ZEEKR 007」 ECU/部品 分解展示を取材した。

JAMBE (Japan Automotive Model-Based Engineering center一般社団法人　MBD推進センター)は、
2015年より経済産業省主導で「自動車産業におけるモデル利用のあり方に関する研究会」として活動し、とりまとめてきた「SURIAWASE2.0の深化」を民間主体で継承・実現するために設立した。2023年より一般社団法人に移行し、現在170以上の会員企業・団体とともに活動している。

25日は、ニュートンワークス株式会社CAE総合開発センタ田中　友和氏による「車両のドア設計」においては、モデリング手法とシミュレーションの活用により、効果的で効率 的な開発手法の説明があった。

Geely社「ZEEKR 007」 ECU/部品 分解展示では、下記の展示が行われたが、詳細を聞く機会はなかった。
・車載コンピューター（テスラ「モデル3」と比較展示）、・情報系ECU
・ゲートウエー系ECU、・パワー系ECU、・ボディ系ECU、・LiDAR
・カメラ9個（フロント用カメラ4個、リア用カメラ2個、側方用カメラ3個（運転席側分））、・ミリ波レーダー3個（フロント中央用、フロント側方用、リア側方用）
・超音波センサー、・ヘッドアップディスプレイ（HUD）、・センターディスプレイ・メーターディスプレイ