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東京モーターショー2017企画展示(追記)

[ ITS/CASE&MaaS イベント情報 ]

第45回東京モーターショーが10月27日から11月5日の9日間の予定で東京お台場の国際展示場で開催された。27日は大会総裁の三笠宮瑶子女王殿下のご隣席のもと開会式が行われた。

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今年のテーマは「世界をここから動かそうBEYOND THE MOTOR」である。電動化、自動運転、コネクテッドという課題についてクルマの枠を超えて将来のモビリティの在り方について情報発信しようという意欲的な取り組みが注目される。

主催者企画展示では、「TOKYO CONNECTED LAB 2017」をテーマに未来の都市・モビリティについて企業別展示と来場者参加型の企画を実施している。来場者参加型の「THE FUTURE」館では来場者にカーシェア、運転の楽しさ等について6項目のアンケートを取っている。
次にアンケートからその人の望む「将来の都市やモビリティの未来」について「技術で社会を変えていく未来」「すべての人にやさしい未来」「社会や経済が活性化する未来」など6類型化して、360度の「THE FUTURE」ビジョンで示していた。

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また、来場者参加型の企画では、「THE MAZE」という30名が参加できるネットワーク型VR体験コーナーと「THE MEET UP」というコーナーでのトークセッションを企画している。

「THE MEET UP」コーナーでは、27日スマートフォンとクルマをつなげるためのオープンソース「スマートデバイスリンク(SDL)」を管理する「スマートデバイスリンク コンソーシアム(SDLC)」の日本分科会設立発表会が開催された。
SDLCはトヨタ、フォード等が2016年11月にスタートさせ、今年10月に日産、三菱が参加して11社になった。今後パナソニック、LINE等も参加すると見られている。

企業コーナーでは、トヨタ、日産、ホンダ、KDDIなどが出展。toyotaexhibit.JPGトヨタは同社のコネクテッド会社が地道に進めて来ているT-Connect,Hamo,SDL等を展示、日産は今年1月ラスベガスのCESでも紹介したNASA連携のSAM(Seamless Autonomous Mobility)を紹介していた。

モーターショーでは過去2013、2015年の2回「Smart mobility City」をテーマに主催者企画展示を実施してきたが、今回はさらに進化させた企画となっている。

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