名大COI「高齢者の外出機会の創出」の実験 |
[ Smart City/豊田市動向 パーソナルモビリティ ] 2016年1月 8日 |
名古屋大学 森川・山本・三輪研究室では豊田市と共同で高齢者の外出機会の創出に関する実験を行う。
同実験は同市足助地区の高齢者をターゲットに、「健康見守り支援」と「日常の移動手段の最適化」を図ることを目的にしている。
実験内容は以下の三点
1 高齢者の外出機会の創出
高齢者に、地域のイベント情報をタブレット端末から提供するサービス
2 多様な交通手段の提供
あすけあいカー,小型電気自動車,乗合タクシー,地域バスの移動手段組合せシステムで
目的地までの最適な組合せをタブレット端末等で提案するシステム
3 独居高齢者の健康見守り支援
独居高齢者宅に人感センサーを設置し、高齢者の生活パターンを把握。医療機関の健康アドバイスや、遠隔地の家族による見守り等に活用
実施期間
平成28年1月20日から3月末まで
今後の展開
今年度の実証実験の結果を踏まえ、来年度から3年間で、地域住民の参加を得ながら対象地域や対象者を拡大し、持続可能で自立できる社会システムとして開発を進めていく。