CIVITAS/Molme(マルメ市・スエーデン)調査報告1 |
2009年10月17日 |
9月25日コペンハーゲン空港から鉄道でマルメしに入り、市役所で交通環境課のFahl課長、CIVITAS -SMILE グループResebo テクニカルマネージャーに面談。
マルメ市はスカンジナビヤ半島の南端、コペンハーゲンの対岸に位置するスエーデン第3の都市で人口28万人。2000年にコペンハーゲンとの間に鉄道と共用の「オースチン橋」が開通し、同一都市圏として発展。
CIVITASⅡプロジェクトでは、ノーリッジ(英)、スチヤバ(ルーマニヤ)、ポテンツア(伊)、タリン(エストニア)とともに「SMILE]グループを結成。
マルメの都市・交通政策は、一言で言うと、「コペンハーゲンとの連携を図りながら主体的かつ質の高い都市・交通サービスの提供によるサステーナブル都市」を目指すということ。
交通手段は、都市間交通の鉄道、高速道路網のほかは、都市内交通の主交通手段をバスと近距離手段としての自転車により、MM(モビリティ・マネジメント)や交通規制により,大型自動車や排気ガス未対策車の流入規制を実施中。従い目に付くのはバスと日本でもなじみの「ママチャリ」の駐輪場。従い、仏独で普及の「レンタル自転車」はない。(続く)