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第26回ITS世界会議シンガポール2019開催

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米・欧・アジア太平洋(AP)3地区の挨拶では、AP 代表として池田国土交通省道路局長が日本の取り組みについてスピーチした。
Panasonic North AmericaにIndustry Award授与
開会式では、毎年Hall of Fame について表彰が行われる。
表彰者は米・欧・亜の3地区からそれぞれ1名が選出される。下記は3地区表彰者(出所ITSJapan)
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今年のLifetime Achievement Awardは、米国:Mr.Jim Barbaresso、欧州:Mr.Svend Tofting、アジア:Mr.Brian.Negusがそれぞれ選ばれた。表彰式に先立ちプレスルームを訪れた3者の撮影を行い簡単なインタビューを行った。
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展示では
10月22日、恒例の日本ブースでテープカットが行われた。
今年は、天皇陛下の「即位の礼」や臨時国会日程が重なったためと思われるが、国会議員は議員連盟の山本会長と後藤田議員2名の参加に留まった。会長は台風19号の被害に触れ「ITSが国土強靭化にも寄与することを期待する」と述べた。がまた、自治体では愛知県豊田市長、同議長が参加していた。
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展示会場は、主催地シンガポールの他はトヨタグループなどの日本のブースが目立ったが、話題のHUAWEIやSiemaens Mobile,Continentなどのブースも目立った。

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最近の内外の展示の特色にスタートアップ企業や大学へのブース提供である。シンガポールパビリオンでは、中小の14企業が出展。
Cartrack Technologies Pte.Ltd,MobilityX Pte Ltdなど交通関連データ活用を活用した管理システム10社、Neuron Mobility Pte Ltd のe-Scooterの相乗りなど車両管理システムが4 社だった。

なお、会議後、深圳のHUAWEI本社を訪問、昨年建設された広大なショールームを見学、情報交換を行った。
テクニカルツアーは、昨年豊通も出資した現地のスタートアップ企業mobilityX Pte. Ltd.のMaaSカードZipsterを購入し、一部体験した。zipster01.jpg
同カードは、都市高速鉄道(MRT)やバスなどの公共交通機関から、タクシー、乗用車・自転車シェアサービスなどの交通手段を組み合わせ、ルート検索から予約、決済までの可能なサービスを提供するものである。、起終点サービスの体験は時間がなく断念した。

デモンストレーションは会場近くのFloat@Marina Bay で行われた。pioneer demo.jpg日本企業では唯一パイオニア(株)が、出資先の現地のスタートアップMooVita社の車両に同社のメカレス「3D-LiDAR」センサーを搭載し昨年11月から実証実験中の自動運転シャトルバスのデモを実施していた。
同社は、10月1日LiDARの開発を行う「パイオニア・スマートセンシングイノベーションズ株式会社」を設立している。

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