つくば市が自転車積載バスの実験 |
[ ITS/CASE&MaaS パーソナルモビリティ 他都市のまちづくり ] 2010年12月15日 |
茨城県つくば市は20日、自転車を積載できるコミュニティーバスの運行実験を始める。バス前面の専用ラックに自転車を積み、乗客がバスを降りた後に自転車で目的地に向かう仕組み。
自転車利用促進の機運が高まる中で、住民や観光客に公共交通や環境に優しい自転車の利用を促し、二酸化炭素(CO2)排出削減をアピールしたい考えだ。
概要は以下の通り
①中心部と筑波山の入り口までを結ぶ「つくバス北部シャトル」計3台転車積載ラックを取り付け、バス1台につき自転車1台を外部ラックに積み込む。
②運行時間は午前9時から午後4時までで、自転車を積載する別途料金などは不要。(来年4月以降は、自転車を積載する際に料金を徴収することも検討している)
③実験期間運行期間は12月20日から来年3月末まで。
日本国内で自転車積載バスが運行されている事例は下記を含め全国で4例目。
①ニセコバス株式会社が運行する北海道ニセコ町の事例「ニセコバス」
②赤城山の山道を通学路とする学生の補助を目的として、群馬県前橋市で運行している車中に自転車を乗り入れる自転車積載バス「日本中央バス」
③神奈川県茅ヶ崎市周辺で導入されている神奈川中央交通(写真)。