名チャリ2010社会実験実施中・・事業化を目指す |
[ パーソナルモビリティ 他都市のまちづくり ] 2010年11月19日 |
名古屋の都心地区で10月1日から11月30日の予定で、自転車の「会員制・共同利用型」のサービス実験が行われている。
2007年に名大環境学研究科竹内教室が「放置自転車の利活用と交通対策」を狙って実施してきた実験が、今年は4年目を迎え、事業化を見据え名古屋市、名大等から成る「実行委員会委員会」と民間企業から構成する「名チャリエコポート2010事業チーム」の共同形式で行われている。
今年の特色は
フランスリヨン、パリ等で展開中のVelibの方式も参考にしながら
1.名古屋市自転車利用課(今年4月発足)が予算を付け、全面に出ていること。
2.地元コンサルや東京大・丸・有地区の実験で経験を持つソフトベンダー等の民間企業が参画している
3.会員は有料制にしたこと
4.自転車への広告掲載など広告収入も見込んでいること
5.放置自転車だけでなく、専用の自転車を購入し魅力アップを目指していること等である
今回の試みは、多くの「社会実験とりわけ交通関連」の社会実験が、「実験」で終了している中で、次のステップを目指すものとして方式が注目される。
欧州のレンタル自転車については
http://www.its-p21.com/information/2009/10/post-72.htmlをご覧ください