トヨタ、デンソー、ソフトバンク、Uberの自動運転新会社に計10億ドル出資 |
[ ITS/CASE&MaaS 自動運転 ] 2019年4月22日 |
トヨタ自動車、デンソー、SVF(ソフトバンク・ビジョン・ファンド)の3社は4月19日、Uber-ATG(Uber Advanced Technologies Group)が基となる新会社にトヨタとデンソーが6億6700万ドル、SVFが3億3300万ドルの計10億ドルを出資すると発表した。
トヨタは2018年8月にUberに5億ドルを出資し、2021年にトヨタのミニバンであるシエナをベースとした自動運転ライドシェア車両を、Uberのライドシェアネットワークに導入する事に合意し、共同開発を進めている。両社は今後、本格的な自動運転ライドシェアサービス車両の量産化とサービス実用化に目処をつけることを狙う。(下図はUberとトヨタの役割の概念図 出所:car.watch.impress)
今回の出資は、Uberのトップ株主でかつ日本国内でMONETを通して関係を構築しつつあるソフトバンクと共同出資である点も注目される。また、UberはIPOの申請を行っており、自動運転新会社の分離設立は、これらとも関係しているものと思われる。