2020年の交通事故死者は2,839人(前年比-376人、-11.7%) |
2021年1月 5日 |
警察庁が2020年(令和2年中)の交通事故死者数速報値を発表した。
それによると、24時間内交通事故死者数は2,839人で前年比376人減、同-11.7%と最近5年間では大巾減少となった。しかし、警察庁が発表しているように、第10次交通安全基本計画(計画期間:2016年~2020年度)において掲げた、2020年までに24時間死者数を2,500人以下とする目標については、未達。(*)
(*)2021年から始まる第11次交通安全基本計画の中間案では「2025年(令和7年)までに、24時間の死者数を2,000人以下とし、世界一安全な道路交通を実現する。」として いる。
都道府県別では東京がワースト1,最少は鳥取県、人口10万人あたりのワースト1は香川、最少は東京であった。東京のワースト1は、1967年以来で、警視庁は「コロナ禍で交通量が減り、車の走行する速度が上がっている事や、通勤手段をバイクなどにする人が増えたことが理由」としている。(出所yahoo等)。ワースト2は愛知県の154人。
また、年齢別では、65歳以上の比率が56.2%(昨年5.5.4%)1,596人であった。