名古屋市で実施中の自動運転バス実験車試乗 |
2021年9月22日 |
9月16日、愛知県が名古屋市鶴舞地区で実施中の実験車両に試乗した。愛知県は今年度3地区で計画し今回はその第1地域目。
今回は、都心の鶴舞地区の幹線道路を含む公道のルートにおいて8月18日から実験中で今後10月下旬までの約3か月の長期間に運行中である。
実験はWILLER株式会社が受託し名鉄、BOLDLY社等の協力で行っている。
車両は仏NAVYA 社の小型バスを使用。同車は3次元地図、GNSS,と「オドメトリ」による自己位置推定で自動走行と交通輻輳地区でのオペレーターによる手動で運用されている。
また今後の鶴舞―名古屋駅での実運用を目指し、ビジネスモデルについてはPwCコンサルティング社がアンケート調査を行っている。
実験中のシステムはWILLER社、NAVYA 社ともすでに各地区で経験を積んできている。しかし、試乗の印象としては「自動車や歩行者の多い交差点等での手動による走行機会も複数あり、非常に慎重な運用」であった。