CIVITAS/Stuttgart(シュツッガルト市・ドイツ)調査報告2 駅前再開発 |
2009年10月20日 |
ドイツ連邦鉄道は、パリーシュツッガルトーミュンヘンーブタペストを結ぶ新幹線の新設を計画中で、計画どうりに進むと来年度から着工の予定である。
同計画によると、現在中央駅で終点となっている鉄道は地下化され、大規模な再開発が行われる予定である。現在駅の南部はすでに新旧宮殿、市庁舎、広場、商業施設をを結ぶケーニッヒ通りは広大な遊歩道となっており、Uバーン、Uバーンの駅と車の駐車場、レンタル自転車の駐輪場などが配置されにぎわっている。一方、駅の東部は広大な公園が配置されて入りが、今回の再開発はこれらを残しながら行われようとしている。
ベンツのロゴを掲げた中央駅ビルの4フロアは、この再開発の構想、完成時点でのジオラマが一般に公開されており、それによると環境と都市機能の両立を目指した大規模開発計画の構想が伺える。しかし、昨年来の経済情勢で、来年度からの着工は予断を許さないという声もある。