今年も足助で開催される中馬のひな祭りに行ってきた。足助の旧道の100軒以上の家や商店に、江戸時代の雛や土雛等が飾られている。今年は3月8日まで開催。
中馬(ちゅうま)とは、江戸時代伊那街道(飯田街道)で物資の運搬に従事した人の組合のことで、街道の中継点であった足助は、三河湾からの塩、信州からの米やたばこなどの山の産物が集まる交易都市として栄えた。
足助は香嵐渓の紅葉で有名だが、正月、お盆等には、昔からの行事が村ぐるみで行われ、足助屋敷では昔の足助の生活を見たり、体験できる。村おこしがコミュニティで行われている例として興味を持っている。
文責、写真提供:野村一志