第15回ITS世界会議NY,トヨタ出展 |
[ ITS動向 ] 2008年11月 7日 |
トヨタは11月16日(日)から11月20日(木)まで、米国・ニューヨークで開催される「第15回ITS世界会議」での展示項目を発表。
今回の出展では、『Harmonious Mobility : People, Vehicles, Environment』(「人・クルマ・交通環境」が調和した、将来の持続可能なモビリティ社会の実現)をテーマに、トヨタが目指す「将来のモビリティ社会」の提案と、その実現に向けたITSの取り組みを「環境」「安全」「快適」の3つの分野に分けて説明する。
①トヨタが提案する将来のモビリティ社会をイメージ映像で紹介するとともに、トヨタのITSビジョンを、映像・パネルで紹介する。また、近未来での実用化を目指す「i-REAL」の走行デモを行う。
②「環境」分野では、クルマ単体の技術開発に加え、ドライバーのエコドライブ支援などの「燃費の良い走り」と、交通状況に応じた全体の「流れを良くする走り」の両立など、総合的な取り組みを紹介。
③「安全」分野では、将来期待される「インフラ協調型安全運転支援システム」の開発状況を、紹介する。また、会場前の道路を封鎖した屋外デモ("11th Avenue Theater")に参加し、米国標準の通信方式を用いたインフラ協調プロジェクト(VII:Vehicle Infrastructure Integration)に対応した路車間・車車間の通信による「安全運転支援システム」のデモを行う。