トヨタ渡辺社長「ものづくりとまちづくり」について講演関連・フランス・ナント市の交通計画① |
2008年10月24日 |
NANT5.psd先日のトヨタ渡辺社長が豊田市で行った講演の中で、豊田市が参考にすべき望まし都市交通のひとつの例として取り上げたのがフランス西部の人口都市ナント市である。ナント市は,フランス西海岸,ロワール川下流に位置し,パリから新幹線(TGV)で約2時間の距離にあり新潟市と姉妹都市。市内には,フランスで最も長いLRT(新型路面電車)が走っている他,約60のバス路線があり,市民や観光客の足となっている。渡辺社長の講演では、同市はLRT,バスなどの公共交通、自動車、歩行者がうまく融合した都市交通として紹介されている。交通評論家の清水和夫氏は「『自由な移動』を重要視するフランス人」の気質を具体化した交通体系と評している。